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お知らせ

新しい研修はじめます

こんにちは。
ただいま「視点研修」が2回終わったところです。

事務局として、精神分析と認知行動療法の講義を受けましたが、その異なる点と共通点が浮き彫りになり、臨床上で大切なことって何かな、というのが少しクリアになっていくな、と感じます。
今後の研修で、今のこの感覚がより多角的になっていくと想像すると楽しみです。


さて、この夏より、藤井寺カウンセリングルームが事務局となり、新しい小さな研修会/体験会を実施しますので、そのお知らせです。

「心もからだも自分に戻る会(仮)」、通称「もどるかい」です。

武庫川女子大学短期大学部の崎山先生を講師としてお迎えし、ダンスセラピーの体験会を実施します。
崎山先生は、ダンスセラピーの本場であるアメリカで学ばれ、日本にそれをひろめる中心的な人物としてご活躍中の先生です。

また、視点研修でも講師をして頂く、北大阪こころのスペースの代表であり、ユング派の分析家資格をお持ちの、広瀬隆先生にもご協力頂きながら、会を実施します。

ダンスとユング?
かけ離れていそうですが、たぶんまったくかけはなれていないところに、身体や動くこと、そしてユングのそれぞれの底の深さを体感できるのではないかと思っています。
今年度にご参加の方には、崎山先生が翻訳されたchodorowの著作もプレゼントします。そこでもダンスとユングのことが書かれていますので、ぜひ参加者で検討していきましょう。

事務局の個人的興味になりますが、3回目の「オーセンティックムーブメント」という、「自身における本物らしい動き」に触れられるのはたいそう魅力的です。
わたし(わたしのからだ)は、何を求めているのか、何がフィットするのかを見つめなおす機会は、今のわたしの生活にはないので、事務局ながら端っこで体験させて頂こうと考えています。

また、フライヤーにもありますが、次年度からは、より多角的に「からだ」に着目した会にするべく、さまざまな講師の先生に来ていただくことを計画中です。
今年度は、その土台づくりの意味合いも込めて、崎山先生に実施をお願いしています。

ぜひ、みなさまに今年度から参加して頂き、それぞれの臨床上の思いを「もどるかい」にぶつけてください。次年度からの貴重なご意見とさせて頂きます。


「視点研修」でも、現代の心理臨床においては、「知的な洞察よりも体感」が重視されるという流れを確認しているところです。
自分の「心とからだ」を、見つめなおし「体感」豊かな(というかそもそも「体感」というもの自体を体感したい。。。)臨床家になるべく、一緒の学んでいきましょう。

受講を希望される方は、本ホームページの「問い合わせ」の件名に「もどるかい申し込み」とご記入の上、お申込みください。
また、何かご質問があれば、問い合わせに送ってください。
事務局や講師の先生と直接つながっている方は、そこからでも大丈夫です。

以上です。
よろしくお願い致します。